第6弾 コラボレーションツール BIM 360 活用オンラインセミナーの要点
<今後のAutodeskの方向性>
・データファイルからデータベースへ。
データファイル:rvt. dwg. docxなどのファイル
データベース:指摘事項やプロジェクト情報などの直接入力されたデータ
従来の図面への直接赤入れのようにデータベースとデータファイルが混在したような状態から、データベースとデータファイルを明確に分離し、整理されたデータにすることで、プロジェクトの状況が分かりやすくなります。
今後は、データベースに力を入れて、アップデートを行うとのことです。また、Revit, AutoCadも直接クラウドのデータベースにアクセスして作成するようになります。
<DX推進>
上記のデータベース化と関連して、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を行います。メールのような自由テキストのデータ形式では、機械判読ができないため、共通データ環境を取り入れ、統計などの発展が可能な状態にします。BIM360では、指摘事項やRFI(情報提供依頼書)はフォーマットがあり、統計情報などコンピュータの利用範囲が拡大できます。
<Autodesk製品のBIM360との連携の拡充>
・RevitとBIM360の連携
Issues Addon for Revit 2020/2021により、IssueがRevit内で表示されます。
・RevitとNavisowrksの連携
BIM 360 Issuesにより、BIM360のIssuesを表示し、編集ができます。
・AutoCadとBIM360の連携
AutoCadのシートを直接BIM360にアップロード可能。
AutoCad web Appが日本語対応で使用可能。BIM360内のDWGデータをブラウザで開ける。一から図面を作成するのは不可だが、簡単な作業は可能。